お得にJALの特典航空券に交換できることで一躍有名になったブリティッシュエアウェイズの「Avios」
これを貯めるためにポイントサイトから経由する代表的なルートは「三井住友Aviosルート」です。
こちらがそのルートになりますが、最短13日で交換できて60%の還元率を実現していることで陸マイラーの定番となっています。
私もハピタスはじめ、各種ポイントサイトから交換してましたが、それと同時にスペイン版グルーポンやイベリア航空のセールでAviosを少し買い足してました。
そんな時、ふと思ったのです。
あれ?
三井住友ルートを通すより現金化してAviosを買った方がお得なんじゃない?
ということで比較してみました。
グルーポンでAviosを買った場合
まずはグルーポンでAviosを買った場合ですが、こちらが購入画面です。
以前は2,000Aviosが19€で買えた時代もありましたが、今はほぼレギュラーでこちらのセールをやっています。
2019年11月時点の為替で1€=120円で計算してみるとこのような表になりました。
購入Avios数が多くなれば1Aviosあたりの単価も安くなっていきます。
イベリア航空のセールでAviosを買った場合
次に年に数回あるイベリア航空のセールで買った場合はどうでしょうか。
イベリア航空では年に数回35%~50%程度のボーナスセールをしています。
最大の50%ボーナスセールの時はこちら。
半分がボーナスって中々強烈ですよね。
一覧で換算した表がこちら。
グルーポンルートとほぼ同じですね。
ただ、グルーポンは度々有効化されていないなどのトラブルを聞くので、そういう意味ではイベリア航空の方が安全かもしれません。
三井住友ルートと比較
では、三井住友ルートと比較すればどうなるでしょうか?
例えば20,000Avios程度購入時で比較してみましょう(イベリアは22,000Aviosで比較)
三井住友ルートの60%の還元率から逆算すると、20,000Aviosに交換するためには33,333円のポイントが必要です。
つまり1Aviosあたりの単価に換算すると「1.67円」となります。
それと比べると、グルーポンルートもイベリア航空ルートも「1.55円」程度でこちらの方が良いレートになりました。
だったら、ポイントサイトのポイントをいったん現金化してグルーポンorイベリア航空で買った方がお得というわけです。
しかも購入の時は大体クレジットカードで買うと思うので、クレジットポイントも考えるとなおさらですよね。
先ほどの表に戻ると、三井住友ルート「1.67円」より安くなればグルーポンで買った方がお得ということになるので、損益分岐点は10,000Aviosあたりでしょうか。
今まで当たり前のように三井住友Aviosルートに乗せていましたが、冷静に計算してみてハッとしました。
円高の時はポイント購入も検討
なぜこういう事態になっているかというと、円高が影響しているからです。
最近は円高でユーロの価格が下がっています。
となると、Avios以外のバイマイル系でも同じことが考えられる可能性があります。
陸マイラーでポイントをマイルに交換することがルーティーン化してしまうと、ついつい自動的にやってしまいがちです。
でも、このように世の中の状況によってマイル交換にも影響することを実感しました。
陸マイラーなら1マイルでも多く交換したいと思いますよね。
これからも、その時のベストな交換ルートを探っていきたいと思います。