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森本千絵さんの「アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話」を読んで感じたこと

2015年5月10日

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私の尊敬するコミュニケーションプランナーの森本千絵さんの「アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話」を読みました。

読み始めると入り込んで一気に読んでしまいました。

読み終わって何よりも感じたことは、本に書いてあることよりも彼女の仕事に対してこれまで取り組んできた”姿勢”でした。

出典:amazon.co.jp

彼女の基礎を築き上げた幼少時代とそれを開花させた彼女の努力

武蔵野美術大学卒で博報堂の有名クリエイターだったことは知っていましたが、それまでの彼女の生き方は全然知りませんでした。

すごく有名な仕事ばかりやっているので、正直博報堂に入れたからでしょ?って思う人も多いかもしれません。

でも、それは決してたまたま巡ってきた仕事ではなく必然だったのです。

彼女の幼少時代の家庭環境や小中の生活、大学での取り組み、すべてが彼女の仕事の基礎を築き上げてました。

そして、中学時代から広告の仕事をすると決めて努力してきた彼女だからこそ今の森本千絵さんがあるんだと。

武蔵野美術大学も短大入学だったんだね。
そこから努力して一流クリエイターになるのは並大抵の努力ではできないと思います。

どれだけ本気で取り組むか。
そして、そんな本気の人の周りには本気の人が集まってくる。

だから、その掛け算でとんでもないものが生まれる。
とんでもないものが生まれたらそれに刺激された人から依頼がくる。

そうして、プラスのサイクルが出来上がるんだよね。

だから、今彼女が第一線の仕事をしているのは必然なんです。

そんな彼女の姿勢はすごく刺激になりました。
自分も本気で取り組んでみようと。

あとは、コミュニケーションを考えるにあたり、「音」に置きかえて考えるのがなんとも新鮮でした。

各スタッフと「こんな感じ」と音で共有する。
なるほどと思いました。これは今度仕事で活かしてみようと思います。

読み終わったあと、自分が関わってる広告の仕事がとても素晴らしいものに思い、そんな仕事にもっと本気で取り組んでみようと前向きな気持ちにさせてくれました。

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