コロナウイルスが世界中に広がっている今、航空会社の経営が危機的な状況に陥っています。
そんな中、ANAとJALがステータスポイントの2倍措置を発表しています。
最初この発表を見た時に、
「やった!2倍キャンペーンだ!」
そう思ってしまった自分を情けなく感じています。
キャンペーンではないのです。
コロナウィルスによる特別措置なのです。
ステータスポイント2倍を煽ってはいけない
この発表を受けて、TwitterやブログではPPやFOPを計算してお得な路線はこちら、みたいな投稿が目立ちました。
この措置が終わるまでに、いかに安く修行を終えるかというシュミレーションがフィード上に溢れています。
正直自分もJGC修行中なので、サファイアに向けての計算をしてしまいました。
「機内は喚起してるから安全だ」
「感染の少ない地域にフライトする」
「空港からは出ないから」
みたいな解釈で自分の正当性をアピールしている人をよく見ました。
極めつけは、
「このキャンペーンは自分にとって不要不急ではなく必要至急」
なんて言ってしまっている人もいました。
修行中はある意味トランス状態になっているので、こういった声を見ると「自分も動かないと!」という気持ちになってしまいます。
本当に危ない。
今すぐこの煽りを辞めるべきです。
コロナ終息後に向けて今は我慢すべき
2倍期間の今、修行したい気持ちは正直分かる。
でも、今は絶対に我慢すべきタイミング。
「自分がうつらない」ではなく、「自分がうつす」という意識を持つべきです。
自分が絶対に感染していないと言えない中、無症状で映してしまうことがあるのです。
修行僧の皆様、今は終息した後に向けてパワーを溜めておきましょう。
そして、終息後にこれでもかと乗りまくってやりましょう!
修行僧の人はシュミレーションするだけでも楽しいですよね?
だから、間違っても「乗る」という手段だけはやるべきではありません。
そうすることで、我々の大好きな航空会社がもっと苦しい状況に陥るのを認識すべきです。
飛行機に乗らずに支援できること
そんな大好きな航空会社へ向けて、少しでもお返ししたいと思うなら、
・マイレージモールで極力買い物をしてあげましょう
・もしお金があれば、株を買ってあげてもいいかもしれません
・この機会にふるさと納税で「ANAふるさと納税」はいかがですか?
フライトしなくても、航空会社を救ってあげる方法はたくさんあります。
我々陸マイラーはこれまでANA・JALはじめ、航空会社のマイレージに出会ったことでたくさんの新しい経験をさせてもらいました。
本当にマイルに出会って世界が変わりましたよね。
そのお礼を今こそすべきではないでしょうか。
そんなことを考えている時にこんなツイートを見ました。
ふと思うのだが、ANAもJALも「キャンセルをしなかった航空券については実際に搭乗しなくても特別対応でPP・FOPを積算します」が一番効果あるのではないだろうか?
航空会社にはお金は入るし、修行僧は外出しなくて済むし、その分が空席になることで機内の密集度も下がるし…良いことづくめな気がする。— あっきー@2020ANADIA防衛修行中! (@ak815_sfc) March 29, 2020
これ、本当に名案だと思うんですけど。
ステータスポイントは飛行機に乗ることで貯まるというルールを破ることになりますが、超法的措置的にやることも検討できるのではないでしょうか。
マイラーの行動が未来を救う
飛行機に乗らずに、飛行機を救うこと。
こういった動きを今は広げるべきではないでしょうか。
そして、自粛が解除された時、今以上にマイラーみんなで「頭がおかしい!」と言われるくらい飛行機に乗りまくりましょう。
こういった状況だからこそ、我々陸マイラーの動きは航空会社にとって影響力を持てるのではないでしょうか。
マイラーの行動が航空会社の未来を救う、そういう意識で行動するタイミングがきたのではないでしょうか。