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西宮の洋食屋さん「ダイニング キノシタ」はひと工夫にこだわる名店

2018年9月4日

週末の食べ歩きシリーズ。

今日は西宮の171沿いから少し入った場所にある、知る人ぞ知る洋食屋さん「ダイニング キノシタ」へやってきました。

ふらっと近くを通った際に「あ!こんな所に洋食屋さんがある」と調べてみると中々評判が良かったので気になっていました。

シャッター街にひっそりと佇む洋食屋

西宮といっても閑静な住宅街にあるわけではなく、阪急の高架下で割と雑多な商店街の一角にあります。

日曜のお昼に行ったのにも関わらず、このシャッター街状態です。
普通に通ったら見逃しちゃうくらいでした。

店内はテーブル席を中心に20〜30席程度、13:30頃にお店に入りましたがほぼ満席状態。

おじいちゃんと腰が曲がったおばあちゃんが身内で切り盛りしてるような感じで、地元の常連さんが結構いました。

また、ご飯お代わり3杯いけるみたいで、地元の運動部の人が一人で食べにきたりもしてました。

メニューの一部はこちら。

洋食屋さんにしては標準か、やや高いくらいですかね。

定番の洋食メニューに加えて、「きのカツ」というこのお店独自のカツメニューもありました。

迷った挙句、、やっぱりまずは定番を外せないということで「デラックスセット」というハンバーグ、エビフライ、コロッケのセットをオーダー。

嫁はそのミニセットをオーダーしてました。

全ての料理にひと工夫なこだわり料理の数々

まずはスープ。

カボチャスープですが、ほんのり海老のエキスが入っていて良いアクセントです。

続いてサラダ。

見た目は大したことありませんが、自家製のラズベリードレッシングが少し甘めなんだけど酸味も効いていて美味でした。

そして、いよいよメインディッシュの登場です。

ザ・洋食の定番三銃士が揃いました。

まずはハンバーグ。
食べた瞬間、食感に違和感。なんだこれは?

外の衣が気持ちカリッとしてるのです。

「揚げた?」と一瞬思いましたが、あえて焼きでこういった仕上がりを狙ったのかは分かりません。
ただ、「外カリ・中ジュワ」的な感じで美味しかったです。

次に、コロッケ。

こちらはとても柔らかい口当たり。
そして、食べた瞬間スパイシーな香りが広がりました。

カレーコロッケでは無いようですが、隠し味でカレースパイスが入っているのではないでしょうか。

最後にエビフライ。
ジャンボサイズで食べ応えがあり、タルタルが重くなく酸味がきいていてお腹にもたれない絶妙なバランス。

あと、付け合わせの野菜も何気に美味しい。

ということで、中々ボリューミーではありましたが、飽きないひと工夫が印象的。
値段はデラックスが1,400円、ミニサイズが1,100円程度でした。

全体的に満足なお店でこんなガレージ街にあるのが勿体無い気がします。
この上品な感じだったら東京なら1.5倍くらい取れそうです。

お近くの人は是非一度訪れてみてください。

店舗情報

店名:ダイニング キノシタ
住所:兵庫県西宮市越水町2−11
アクセス:阪神「西宮駅」徒歩10分、阪急「夙川駅」徒歩13分他
平均予算:1300円
評価:
食べログ:https://tabelog.com/hyogo/A2803/A280301/28002972/

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