マイルを貯めているANA派の人もJAL派の人も、特典航空券に交換して安く海外旅行に行くことを目標にしていますよね。
格安で海外に行ける!
なんて心踊らせて航空券を発券しようとすると、最近やけに高くないですか?
そう、我らがマイラー最大の強敵「燃油サーチャージ」です。
ここ数ヶ月でどんどん上昇していき、ヨーロッパやアメリカを往復するだけで1人21,000円もかかってしまいます。
例えば、2018年3月末までに発券した場合のANA燃油サーチャージ表です。
こんなに高くなってしまうと、特典航空券の旨味が無くなっていきますよね。
いっそのこと、スカイコインに交換して有償航空券にした方がマイルやプレミアムポイントも付与されてお得なんじゃないかと思ってしまいます。
そんな憎き「燃油サーチャージ」を無料にして、ANAやJALの特典航空券に交換する方法がありました。
ペアで考えると数万円の差額になるので、結構お得ですよ。
燃油サーチャージがゼロの航空会社
時期や行き先によって徴収される燃油サーチャージですが、実は特典航空券での交換でも「0円」の航空会社が存在するのをご存知ですか?
ズバリ、アメリカ系の航空会社です。
ユナイテッド航空(スターアラインス)、アメリカン航空(ワンワールド)、デルタ航空(スカイチーム)がそれにあたります。
これらの航空会社マイレージで特典航空券を発見すると、例えそれがANAやJALだったとしも燃油サーチャージは「0円」です。
ユナイテッドなら「ANA」、アメリカンなら「JAL」ですよね。
数万円もお得!アメリカ系航空会社の特典航空券
例えば、ANAマイレージとユナイテッドマイレージで羽田-ニューヨーク間を同じ条件で比較してみました。
ANAの場合
2人で往復発券した場合、諸税と燃油サーチャージで約60,000円です。
その内、燃油サーチャージが42,400円なので、いかに今が高い時期なのかが分かります。
それに対して、ユナイテッド航空マイレージで発券した場合はどうでしょう。
運航会社は同じANA便です。
ユナイテッド航空の場合
なんと、約1万円です!!
全く同じ旅程で全く同じANAに乗っているのに、5万円もの差があるのです。
これはかなり大きな差ですよね。このお金で現地ホテル費用が賄えてしまいます。
マイル数や貯めやすさの差はありますが、燃油サーチャージが高い今、アメリカ系の航空会社マイレージのお得度が増していると言えます。
海外航空会社のマイレージを貯める方法
では、アメリカ系の航空会社含め、海外航空会社のマイレージをどうやって貯めるのか?
よほど海外出張が多い人以外は、飛行機に乗って貯めるのは至難の技です。
ご紹介したいのが、クレジットカードで貯める方法と、ホテル予約で貯める方法です。
SPGアメックスでマイルを貯める
「SPGアメックス」というクレジットカードをご存知でしょうか?
あのヒルトンやマリオットなどの高級ホテルの上級会員としておもてなしを受けることができます。
SPGアメックス主なメリット
・部屋の無料アップグレード
・16時までのレイトチェックアウト
・ラウンジの無料利用
・朝食無料
・カード更新で無料宿泊権の付与
などのメリットに加え、クレジット決済でもらえるスターポイントを世界中のマイレージプログラムへ交換可能なのです。
しかも、20,000ポイント交換の度に5,000ポイントものボーナスが付与されます。
年会費は31,000円(税抜)と決して安くはありませんが、入会ポイントや無料宿泊券だけでも年会費以上の価値があります。
ホテル予約サイト「Kaligo」でマイルを貯める
ホテルの宿泊予約はどうされてますでしょうか?
「じゃらん」や「楽天トラベル」などでしているという人は、「Kaligo」というサイトをご覧ください。
「Kaligo」は2014年シンガポールで創業したまだ新しい会社ですが、驚くべきなのはその制度。
ホテル予約サイトであることは、他と変わりないのですが、宿泊でもらえるのが次回予約で使えるポイントではなく、マイルなのです。
世界中のマイレージプログラムから選ぶことができます。
しかも、もらえるマイル数がケタ違い。
例えば、東京で1泊するだけで、2,000マイル近く貯まるホテルなんてザラ。
高級ホテルともなれば、1泊で10,000マイルを超えることもあります。
初めて会員登録する人は下記リンクからの登録限定で1,000ボーナスマイルがもらえます。
www.kaligo.com
Kaligo - 900,000 Hotels. Incredible Rewards.
まとめ
マイルを貯めることに必死になり過ぎて、ついつい特典航空券を発券する時の燃油サーチャージなどの諸費用は必要経費として考えてしまいます。
そして、ANAやJALなどの日系エアラインにこだわってる人ほど、外資系エアラインに見向きもしないことが多いと思います。
外資系=使いづらい
という先入観を捨てて興味を持ってみると、今回のように思わぬメリットが見えてきます。
陸マイラーを極めるのであれば、とことん最後まで安くいける方法を突き詰めてみよう。
そう思わされた今回の発見でした。