エアライン・航空券 マイル 旅ハック 旅先 特典航空券

燃油サーチャージで差をつけろ!ANAマイルを使って人気観光地へ格安で行ける航空会社

2018年11月17日

苦労して溜めたANAマイル。

さぁ、旅行に行くぞと特典航空券を予約しようと検索すると、「お支払い総額」のところが1人数万円というバカ高い金額が表示されているではないか。

マイルを使ってタダで旅行!とは程遠い金額。

そう、燃油サーチャージの高騰が原因です。

ただ、これは航空会社によってかなり金額差があります。
特に燃油サーチャージが高い中長距離路線なら一目瞭然です。

同じANAマイルを使ってもこんなにも違うのかとビックリしたので、中長距離の人気観光地で比較してみました。

バンコク=タイ国際航空

バックパッカーの聖地「バンコク」

バンコクへのスターアライアンス直行便は「ANA」と「タイ国際航空」です。

◆ANA

◆タイ国際航空

ANA タイ国際航空 差額
マイル数 35,000マイル 35,000マイル ±0
税金・燃油サーチャージ等 18,620円 14,540円 4,080円

タイくらいの中距離でもいきなり4,080円の違いです。

サービス系の費用は全く一緒。
燃油サーチャージで差がでました。

シンガポール=シンガポール航空

最近急速に人気観光地となっているシンガポール。

シンガポールへのスターアライアンス直行便は「ANA」と「シンガポール航空」です。

◆ANA

◆シンガポール航空

ANA シンガポール航空 差額
マイル数 35,000マイル 35,000マイル ±0
税金・燃油サーチャージ等 19,900円 6,800円 13,100円

13,100円もの違いです。

シンガポール航空最大の特徴は、なんと燃油サーチャージの計上が無いのです。
原油が高騰してるこの時代の救世主です。

しかも、シンガポール航空はCAさんが美人、席が広い、機内食が美味しい、エンターテインメント設備が充実している、など評判が良いです。

ハワイ=ANA

みんな大好き楽園「ハワイ」

ハワイへのスターアライアンス直行便は「ANA」と「ユナイテッド航空」です。

◆ANA

◆ユナイテッド航空

ANA ユナイテッド航空 差額
マイル数 40,000マイル 40,000マイル ±0
税金・燃油サーチャージ等 26,510円 26,350円 160円

ほぼ同じです。

サービス料と燃油サーチャージで若干のズレがある程度で僅差です。
これなら機内サービスの質を考えると断然ANAを選びますね。

しかも、来年春から大型機導入やANAラウンジオープンなどニュースが盛りだくさんです。

ニューヨーク=エア・カナダ

世界中のエネルギーが集まる「ニューヨーク」

ニューヨークへのスターアライアンス直行便は「ANA」と「ユナイテッド航空」です。

ですが、私が注目したのは、あえて経由便で「エア・カナダ」

◆ANA

◆ユナイテッド航空

◆エア・カナダ

ANA ユナイテッド航空 エア・カナダ 差額(ANA-エア・カナダ)
マイル数 50,000マイル 50,000マイル 55,000マイル 5,000マイル
税金・燃油サーチャージ等 37,480円 37,320円 6,020円 31,460円

ANAとユナイテッドはほぼ同じ。
直行便なら差が出ませんのでANA優先ですね。

ところが、少し視野を広げてみると「経由便」のエア・カナダが浮上してきました。

マイルこそ5,000マイル消費が多いものの、ANAと31,460円も違います。

カップルや夫婦二人でニューヨークへ行く場合は合計で62,920円です。

これなら、滞在先のホテルや現地での食事・アクティビティへお金を投資したいですよね。

パリ=スカンジナビア航空

花の都「パリ」

パリへのスターアライアンス直行便は「ANA」のみです。

パリへ行く人は真っ先にANA直行便を検索しますが、あえて経由便で「スカンジナビア航空」はいかがでしょうか?

◆ANA

◆スカンジナビア航空

ANA スカンジナビア航空 差額
マイル数 55,000マイル 60,000マイル 5,000マイル
税金・燃油サーチャージ等 37,660円 10,980円 26,680円

ビックリしません?

26,680円もの差が出ています。
夫婦やカップルで行く人は5万円以上ですよ?

5万円あれば安いホテルなら3泊くらいできますし、現地でブランド品買えちゃいますよね。

5,000マイルの差と直行便という利点があるといっても、この金額差は無視できません。

スカンジナビア航空は、シンガポール航空同様、燃油サーチャージの計上が無しというマイラー界の神航空会社なのです。

他にもスターアライアンスの経由便なら、ルフトハンザ、スイスインターナショナル、ターキッシュエアラインズ、LOT ポーランドなどがありますが、どれもANAと一緒かやや高い金額でした。

燃油サーチャージが高い時こそあえてANA以外

https://www.staralliance.com/ja/member-airlines

いかがでしたでしょうか?

特典航空券を検索する際は基本的にはANAが優先で選んでる人がほとんどだと思います。

実際ANAの機内サービスや安全性を期待して私もそうしてきました。

それが、近年の原油価格の高騰で燃油サーチャージが無視できないレンジまで上がってきました。

これでは、せっかく貯めたANAマイルで高額の航空券を買ってるような感覚で出費が痛すぎます。

そんな時はちょっとだけ視点を上に上げて、色んな航空会社、または経由便含めて比較してみてはいかがでしょうか?

浮いたお金で現地での費用に充てて、旅行トータルでの格安贅沢旅行を目指したいですよね。

-エアライン・航空券, マイル, 旅ハック, 旅先, 特典航空券
-