長時間フライトが疲れるエコノミークラス。
特にヨーロッパやアメリカなど10時間近く乗っていると、目的地に着いた時点で疲れてますよね。
だけど、プレミアムエコノミーやビジネスクラスに乗る余裕は無い。
そんなあなたに、エコノミークラスだけど快適な席をご紹介します。
関空ーフランクフルト間の12時間フライトに乗りましたが、快適過ぎて疲れが全然違いました!
ちなみによく言われている非常口席じゃありませんので。
プレミアムエコノミー席の真後ろを狙え!
私が今回乗ったのが関空ーフランクフルト間のルフトハンザ「B747-400」機です。
こちらがそのシートマップですが、「足元に余裕のある座席」と説明書きがある黄色の矢印があります。
その席を見てみると、よく快適な席と言われている非常口席に加えて、29列目にもその表記があります。
この席はエコノミー席の最前列でプレミアムエコノミーのすぐ後ろになります。
今回、この席に初めて搭乗したのですが、エコノミー席とは思えない快適性でプレミアムエコノミーよりも良い席じゃないかと思ったくらいでした。
非常口席もたしかに足元が広くて良い席だと思いますが、荷物を足元に置けません。
さらにトイレがすぐ近くということでトイレ待ちの列が気になってゆっくりできないので、個人的には△です。
いざ搭乗!足元の広さが半端無い!
さて、雨の中いよいよ搭乗です。
ビジネスクラスとプレミアムエコノミーを超えた先に、庶民の集まりエコノミークラスがあり、その最前列にたどり着きました。
じゃーん!!
広い!めちゃくちゃ広いです!!
エコノミー席とは思えないくらいの足元の広さです。
ちょっと隣の席を失礼すると、、、
どうですか、このおじいちゃんの余裕な感じ(おじいちゃんゴメンナサイ)
他のエコノミー席とは大違いです。
だってこれですから。
全然違うでしょ?
これが我ら庶民が見慣れているエコノミー席の狭さです。
多分、これの2倍以上のシートピッチだと思います。
モニターとテーブルは収納式のものを使用します。
見てわかるように、隣の席がモニターを出しても余裕で通れます。
なので、トイレに行く時にわざわざ立ってもらうということが全く無いのです。
実際、4席の真ん中2席に座りましたが、隣の席に迷惑かけることなく何回もトイレに行きましたし、普通の真ん中席の不快感はゼロでした。
この超快適なエコノミー席に12時間近く乗りましたが、到着した時のグッタリとした疲れがほとんど無く熟睡できました。
次からこの機体ならエコノミークラスは絶対最前列!と心に決めました。
他の機体ならどう?帰りのANA機で試してみた
この快適さに味をしめたので、帰りのミュンヘン-羽田間のANA789型でもエコノミークラスの最前列に乗ってみました。
さて、こちらはどうかというと、、、
まずまず広い!
行きの機体ほどではないけど、確実に広いです。
横から見ると、広さがわかります。
ちなみに前のプレミアムエコノミー席はというと、、、
写真の角度にもよりますが、シートピッチはほぼ同じかやや勝ってる感じ。
帰りもこの席にして大正解でした。
サービスも、トランジットも、メリットな最強の席
そしてこの席、シートピッチ以外にも、
・エコノミークラスでサービスを受けるのが最初(後ろだと食事が選択できない時がある)
・降りる際もエコノミークラスで最初(時間がないトランジットの時に最適)
であることもメリットです。
さらに他の人のブログによると、プレミアムエコノミーのすぐ後ろということもあり、食事等が余った時にはエコノミークラスの前の方までそれが配られる時もあるそうです。
私はそれに遭遇することはなかったけど、エコノミークラスでプレミアムエコノミーのサービスが受けられる!かも?
最高ではありませんか。
ということで、非常口席のようなデメリットも無く、メリットしかないこの席の虜になってしまいました。
今までこの席の存在に気づかず、取り上げているブログ等も少なかったので、自分的には最高の発見でした。
ビジネスクラスとはいかないにしても、プレミアムエコノミーよりは確実良い席と言えるのではないでしょうか。
これから、エコノミークラスで乗る際は、「プレミアムエコノミーのすぐ後ろ、エコノミークラスの最前列」が合言葉です。