今年最大のIPOとなったLINEの上場。
長年噂が立つたびに関連銘柄が物色されてきましたが、いよいよ終着してきた感じですね。
これからLINEがどう成長するかによりますが、直近では期待値が低いことは否めません。
そんなLINE株のIPOは落選しましたが、関連銘柄に一喜一憂したここ数か月でした。
「株は噂で買って事実で売れ」って言葉を最近聞きましたが、これは株取引の大原則だなって痛感しました。
投資家は今ではなく今後に投資する
LINE上場が噂された数か月前まで関連銘柄である「アドウェイズ」や「ネットイヤー」は600円~800円あたりをうろうろ。
ネットニュースで「LINEいよいよ上場か!」と噂が出る度に急騰していました。
そんなことを繰り返す間にどんどん底値を切り上げていき、本当に発表される前日には1,200円~1,500円という実に倍もの成長を見せていたのです。
この動きをずっと追っていていよいよLINE上場が発表されるだろう当日の朝。
関連銘柄である「アドウェイズ」と「メディア工房」を購入したのでした。
上場が発表されてからはストップ高の連続。
2,000円の大台に乗るのも時間の問題という話が真しやかに語られていたのにもかかわらず、実際LINE上場が発表されてからは関連全銘柄が急落。
まさかの含み損のダメージをくらったのでした。
まさに「噂で買って事実で売れ」を感じた瞬間でした。
その後、似たような動きもありました。
先週のLINE上場に向けて再び関連銘柄が上昇し始めたのです。
LINE株購入をめぐって盛り上がっていたため、今回は上場後も上昇するのかと思いきやまたしてもLINE上場日に関連銘柄が急落。
アドウェイズは値下がり率トップという不名誉を授かったのでした。
任天堂のポケノミクスはどうなる?
そんな状態を見てきて気になるのは「ポケモンGO」でバブルと化してるポケノミクス。
海外各地で大ブームとなったことで任天堂だけではなく関連銘柄が急騰している件。
これは先ほどの法則でいくとブームが事実となった今下がりそうなものを、連日ストップ高が続いています。
何が違うのかというと、今後への期待感が違うということですね。
LINEは今後への成長についてあまり期待感が高くないため上場後に暴落しました。
それに対してポケモンは今後もブームが続きそうだし、さらに「日本でのリリースがこれから」ということ。
ポケモンはこれからなのです!!
ということで、来週もしばらく上昇が続くのではないでしょうか。
そして法則から考えると、日本リリース日が発表された日に急騰。その後少し落ち着いて発売日までさらに上昇。発売日後急落という予想です。
果たしてこの読み当たるでしょうか。
これに賭けてみたいものの、肝心の資金が無い!!