全国のブラック企業の皆さん、必見ですよ。
あのオリックスから衝撃の休暇制度が発表されました。
5日以上続けて有給休暇を取得すると、3〜5万円の奨励金がもらえるという休暇制度です。
使い方は旅行や飲食などのレジャー関連に充当されます。
遊んでお金までもらえるなんて、なんという凄すぎる制度なんだ!!
働き方改革が広がってる中で、ダントツの制度ではないか。
休みを取りにくい雰囲気のある日本だけど、さすがにお金をもらえるということになれば取得率が上がるのではないでしょうか。
スーパーホワイト企業「オリックス」
この制度は心身をリフレッシュして生産性をあげようというもの。
素晴らしい試みですね。
そんなに休暇が取りにくい会社なのかと思いきや、今でも社員の有給休暇取得率は65%とのこと。
日本の有給休暇取得率は最下位の50%という不名誉な記録ですが、それよりもすでに高い数値です。
それを80%まで引き上げたい目標だとのこと。
そして、さらに改革が進んでます!
有給休暇の最低日数に関しても、年間10日間から12日間へ増やすとのこと。
そして、さらにさらに!
1日の所定労働時間に関しても、7時間20分から20分減らして7時間にするとのこと。
しかも、労働時間は減らしても給与は変更無し。実質時給は上がる計算になりますよね。
もうホワイト過ぎて逆に怖いくらいです。
5日間連続休暇は本当に羨ましい。
実質は土日の間に取ることになるので、9日間以上の連続休暇になります。
ということは、長期の海外旅行など通常の短期休みではできないことがたくさんできますよね。
働き方改革は本当に進んでいくのか
さぁ、この動きがどこまで広がることやら。
あの電通事件以来、確実に働き方改革の動きが広がっています。
当初は大手メーカーなど、いわゆる発注側の休暇制度が多かったけど、最近は受注側の会社やサービス業など、「休暇がお客様次第」の会社にも動きが広がっているのを実感しています。
そうなると、発注側も無茶なお願いができなくなってきて、本当に改革が進んでいくのではないかと、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ思ってきました。
あとは、ここにどれだけ「強制力」がつくのかということが焦点になってくるのではないでしょうか。
制度は山ほどあっても使わないと意味がありません。
これが大変。
「こんな制度はメーカーだけだ!休みたくても休めない!」という人が大勢いる中で、会社として強制的に休ませるために経営陣や管理職がどれだけ調整できるかです。
彼らの時代は長時間労働=頑張ってる人という認識の時代なので、今の動きに懐疑的な人が多いはずです。
今度は彼らの意識改革が必要になってきます。
さぁ、まつりちゃんのパワーがもっと広がって、日本がもっと働きやすい国になることを願っています。