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Google Adsense広告配置数の規約改定でクリック単価が劇的にアップした理由

2016年12月24日

ブロガー必須のサービスである「Google Adsense」

導入されている人も多いかと思いますが、これまで広告ユニットの配置は3つが上限でしたよね?

それが、今年8月からこの上限が撤廃されていたのです!
いつの間に!

それなら貼りまくれば一気に収益が上がるのでは!とテンションが上がったユーザーが多いかと思いますが、色々と注意が必要になりそうです。

これまでの規約では広告ユニットの上限は3つまで

これまでアドセンスの規約にはこのように明記されていました。

コンテンツ向け AdSense ユニットは 3 つまで
リンクユニットは 3 つまで
検索ボックスは 2 つまで

この「コンテンツ向けAdSenseユニット」3つをどこに配置するのが適切か?という議論は様々なブログで検証されてきましたよね。

私も散々悩んで今の形になっています。

実はこの3つという上限は全員ではなかったみたいです。

一定の収益を超えるとGoogleから個人に運用サポートがついて上限の撤廃があったとのこと。

まぁ、そこにたどり着くには凡人では厳しかったみたいですけどね。

2016年8月に更新された規約にて上限が撤廃

そして、2016年8月。

これまでユーザーを悩ましてきた「コンテンツ向けAdSenseユニット」3つという表記が消えたのです。

新しい規約はこちら。

photo by https://support.google.com/adsense/answer/1346295?hl=ja

広告配置個数の表記が無くなっただけでなく、大きく内容が変わっています。

気になる表記はこちら。

ユーザーにとって価値がほとんどないページでの広告配信と広告の過度な表示は、修正が行われるまで制限または無効にされる場合があります。

簡単に言うと、むやみやたらと広告を貼ってたら警告するよ!ということです。

「サイト運営者様が提供したコンテンツよりも、広告の方が多いページ」という表記もあり、コンテンツファーストの色合いがにじみ出ています。

広告配置個数の上限表記は無くなりましたが、むしろチェックが厳しくなったのではないでしょうか?

こうなると3個以上配置するのには慎重になりますよね。

広告目的のサイトが淘汰され、コンテンツの良いサイトが生き残る時代

この規約変更によって一番影響を受けたのは、広告目的でページを乱立させてきた運営者ではないでしょうか?

アドセンス以外も含めて貼りまくっているページをたまに見ますが、それは「サイト運営者様が提供したコンテンツよりも、広告の方が多いページ」に該当するため淘汰されていくでしょう。

そして、

「コンテンツは、ページを訪れるユーザーの関心に合った、価値ある情報を提供するものでなければなりません」

という表記の通り、地道に良い記事を届けてきたサイトが評価され、良い広告が割り当てられていくのです。

ここまで書いて、そう言えば!と思ったのですが、9月くらいから急にアドセンスのクリック単価が劇的に上がっているのです。

広告だらけのページが淘汰されて良い広告が回ってきたのでしょうか。

実際、テキストだけの変な広告が以前はありましたが、最近はコンテンツとリンクした綺麗な広告ばかりが出ているように思います。

それによってPV数は増えるどころかむしろ減っているのに収益は増えています。

このブログをはじめて3年近くになりますが、これまで地道に記事を書いてきたのが報われている気がします。

これからも訪問頂いた人にとって良い記事を書こう!とあらためて思わせてくれた今回のアドセンス規約改定でした。

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