2018年のSFC修行中ですが、プレミアムポイントがついに4万を超えてゴールが見えてきました。
そこで、ふと「上級会員」ってどれくらいいるのだろう?と思い調べてみました。
最近出張で意図的に飛行機を利用してますが、伊丹ー羽田間なんて優先搭乗が意味ないくらい半分程度は上級会員な感覚です。
しかも、「最近陸マイラーが浸透してきて、明らかにラウンジが混んできた」なんて話も聞きますが、実態はいかに!!
たったの1%!ANA会員と上級会員の実態
2014年から2018年までのANAマイレージ会員数と上級会員数の推移です。
これ調べるのすごい苦労した。。。
ちなみに上級会員とは、ANAプレミアム会員(ダイヤモンド・プラチナ・ブロンズ)及びスーパーフライヤーズ会員のことです。
ANAマイレージ会員数は広告メディア資料、IR情報などから抜粋。
上級会員数は彼らに送付する会報誌( ana-logueやANA-AZURE)発行部数から算出しました。
厳密に言うと、会報誌はANAラウンジ等、設置されているものもあるので、この数から数千~1万部くらいはマイナスになるかと思います。
結果、上級会員数はたったの1%です。
どうでしょうか?思ってたより少なくないですか?
ただ、特筆すべき点は上級会員数自体がここ5年間で75,000人も増えているのです。
これは凄まじい増え方ですよね。
ANAマイレージ会員数は3,000万人を超えて日本人の4人に1人はANA会員という計算になります。
このANA会員数増に比例して上級会員も増えていると言えます。
修行僧は本当に激増しているのか?
先ほどの表をグラフにしてみました。
では、陸マイラーが激増して上級会員が増えたという声が出ていますが、果たしてそうなのか?
陸マイラーが流行り出したのが2016年頃だったかと思いますが、2014年~2016年の上級会員比率は1%~1.05%。3年間の平均では1%の計算になるので、これを上級会員比率の平均値と設定します。
すると、2018年との上級会員比率差は0.08%増です。
これを多いとみるか、少ないとみるか。
仮に2018年も平均上級会員比率(1%)で計算すると、上級会員数は310,000人。
実会員数の335,000人との差は25,000人です。
てことは、かなり無理やりな計算ですが、
この3年余りの間で不自然に増えた上級会員数は25,000人という答えになります。
これはちょっとリアルな感じもします。
修行僧からの解脱が3年間で約25,000人増えた
(毎年約8,300人ペース)
と言えなくもないのではないでしょうか。
実際、プレミアムクラスの争奪戦、修行中に同じ飛行機にあきらかに「修行僧」と思わしき人に遭遇する確率。
それらを思い返してみると、毎年8,000人近く修行僧がいるというのは遠くない事実かもしれません。
やはりVIPな上級会員
最近マイラー界では、上級会員が増えすぎて価値が下がるという話も出ていますが、あらためて調べてみると上級会員はたった1%です。
限られしVIP会員であることに変わりはありません。
ANAが陸マイラー対策をしてるかもしれませんが、それよりも単純にANAの頑張りで顧客を増やして、それに比例して上級会員が増えている影響の方が強いのではないでしょうか。
あらためて1%と分かってさらに修行に熱が入ります。
修行僧の上級会員は楽して突然降ってくるものではありません。
苦しい”修行”という努力の先にあるご褒美が楽しみでならないのです。
さぁ、ご褒美まであと一息だ!!