スポーツ 日常

初心者が初めてのフルマラソンで「大阪マラソン」にチャレンジしてきた

人生初のフルマラソンとして「大阪マラソン2019」に参戦してきました。

まさか自分がフルマラソンを走るとは、数ヵ月前まで思ってもみませんでした。

きっかけは、会社の先輩が勝手にグループエントリーしていたというまさかの事態。

ある日急に、

「当選したよ」

「え?なんの話ですか?」

という言葉を境にフルマラソン挑戦がはじまりました。

前日受付から戦いは始まっている

大阪マラソンは事前受付制なのですね。

わざわざインテックス大阪まで行かされる羽目になりましたが、会場に入るのにも大行列。

なんかのライブ行列かと思うくらい人、人、人です。

大阪マラソンって3万人近くも走るのですね。

そりゃこうなるわな。

結局30分近く並んでやっと建物内に。

受付はエントリーで色分けされており、グループエントリーは別枠の受付がありました。

これも凄い行列で、結局受付が終わったのが、外で並び始めてから1時間近く経っていました。

なんかこの時点で疲れちゃいました。

その後は、Tシャツやパンフレット関係をもらって終わりと思いきや、出口までに協賛社のブースがずらり。

皆さんここぞとばかりPR合戦です。

ミズノとかスポーツ系のメーカーや栄養ドリンク系は特価セールをしていたので、走る装備がまだの人にはひと通り揃うかと思います。

あとはチラ見しただけですが、うまいもの市みたいなフードコーナーもありました。

直前のカーボローディングに最適ながっつり系が多くあった印象です。

前日から沢山のランナーに囲まれてすでに疲れてしまいましたが、すでに戦いが始まっているんだなという熱気は感じましたね。

マラソン当日のお祭り感

さて、いよいよ当日です。

最寄りの大阪城公園駅を降りたらランナーと応援の人でごった返してました。

スタートとゴール地点になる大阪城公園が見えます。

駅から会場へ移動するだけでも大変。

預け荷物を託してスタート地点に移動です。

が、この人です。

なんだこれは、動かないじゃないか。

階段上るから、だれか倒れたら完全ドミノ倒しの危険性あるよね。

そんな渋滞を乗り越えていよいよスタート地点。

3万人のランナーがスタートしました。

凄い熱気ですね。

もうマラソン大会というかお祭りです。

スタート時に、ラジオの公開録音でランナーの皆さんにメッセージを求められたタレントさんが

「足が痛いのは気のせい」

という激励のメッセージでみんな爆笑してました。

ハーフの壁を感じた42.195km

さぁ、いよいよスタートしました。

ここからは写真がありませんが、完走までの状況を振り返ってみたいと思います。

1km~10km

とにかく人が多すぎてノロノロ状態。

6~7分/kmくらいのペースで進みます。

特に後ろブロックからのスタートではすり抜けるのも一苦労。

10km~20km

この辺りから初心者が疲れ始めるので、走るスペースに余裕が出てきて自分のペースで走れます。

ただ、ここでスピードを上げ過ぎると後半疲れるのでマイペースを自分に言い聞かせて走ります。

20km~25km

ハーフを過ぎた時点で2時間10分程度。

自分が思っていたより良いペースでした。

まだ、体力は全然残っていました。

と、ここでトイレを我慢していたので23km地点でトイレ休憩。

これが結果的にミスだったかもしれません。

待ち時間は大したこと無かったのですが、止まった時に足に痛みが。

3分くらいのロスでしたが、待ってる間にどんどん痛みが増していきました。

騙しながら走っていたのか、痛みを意識せざるを得ない状況になってしまいました。

25km~30km

トイレ休憩以降、明らかにペースダウン。

途中でついに歩いてしまいました。

どんどん落ちるペース。

10分/kmくらいまで大幅に遅れをとってしまいました。

30km~40km

30kmを過ぎたあたりからは足の痛みが限界に達していました。

体力はあるのに、足が自分の意識とは違うところで勝手に止まってしまう状態です。

ほぼ歩いてたので写真を撮ってしまいましたw

ここまで来ると、足のどこが痛いを超えて足全体が動かない状態。

まさに満身創痍であと10km、7km、5kmと刻んでいくのが精一杯。

1kmが進むのがとっても遅く感じました。

40km~ゴール

さて、いよいよゴールが近づいてくると急にギャラリーが増えてきます。

道幅も狭くなってきて、声援の前で中々歩きにくい空気が出てきます。

「足が痛いのは気のせい」

「自分の限界は実はさらに先」

みたいなプレートに背中を押され、まさに足を引きずるように一歩一歩進めていきました。

そして、ついにゴールです!!

長かった!!

写真を撮る余裕すらなく、足が痙攣を起こしていました。

初マラソンを振り返ってみて

タイムはこちら。

当初目標にしていた5時間キリには程遠かった、、、。

途中までは、もしかしたらサブ4.5(4時間半以内)行けるんじゃないかと淡い期待を抱いてましたが、後半大失速。

トイレ前後で世界が変わってしまいました。

ゴールしても体力は全然ありましたが、足が終わっていた。

ハーフとフルの差はここだなと痛感。

フルマラソンには体力だけじゃなく、長時間のランに耐えうる下半身を鍛えないといけません。

逆に、これさえできれば割といけるんじゃないかという前向きな期待感は持てました。

ただ、しばらくはもうフルマラソンはいいかな。

不意なきっかけでしたが、結果的に大阪マラソンというメジャー大会で初フルマラソンを経験できたのは良かったです。

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