晴れて転職が決まったあなた。
はじめての転職なら不安と期待が入り混じったなんとも言えない気持ちになってるでしょう。
転職が決まってからは退職の準備と次の会社に入るまでの準備でバタバタです。
そんな複雑な時期をどう過ごし、どうすべきだったのかをご紹介します。
恐れずに自分の決断を信じましょう!
良き理解者・転職経験者
転職報告後から退職の日までは相当なストレスがかかり、転職に対してあれこれ嫌味を言ってくる人がいるかもしれません。
私自身も、社内に伝わっただろうなという瞬間から、かなり居心地が悪かったことを覚えています。
そんな時は、社内の転職経験者で、できれば仲のよい先輩にはすべてを打ち明けてみてはどうだろうか。
それは上司に報告する前でもいいかもしれません。
転職経験者は自分たちも同じようなことを考えていた経緯から、転職する事に比較的賛成してくれる人が多い。
ただし、社内では他の目があるのであまりそんな素振りは見せられないが、2人きりの時は結構親身になって相談に乗ってくれる。
私の場合は直属の先輩が経験者で
「俺はお前の気持ちが分かるから応援する。でも、社内では反対している演技をさせてくれ」
と言われて泣きそうになったのを覚えています。
転職のことを言ったらみんな敵に見えるという人がいるが、実は表面的なことだけで、結構応援してくれてる人が多いのです。
自分たちもそう考えてきたのだから。
嫌味を言ってくる人も、実は羨ましいだけなのです。
さぁ、転職経験者に相談してみよう。
きっと心が軽くなるはずです。
次の会社に入るまでにすること
転職が決まった時に、次の会社までにまずはゆっくり休むことをオススメしたい。
本当にゆっくり休めるのは大学生以来ではないだろうか。
私自身後悔していることがあります。
前の会社には辞める申し訳なさで有給消化もせずにギリギリまで働いてしまった。
次の会社にはできる限り早くきてと言われたので、そのように調整した。
結果、3日間だけ休んで翌週には次の会社で働いていたというハードスケジュールっぷりだった。
たしかに両方の会社に気を使うのはわかる。
でも権利は最大限使って休みを確保しよう。
前の会社には「有給休暇は権利なので○○日休みます」とハッキリ言おう。
これを相談という形でするとややこしい事を言ってくるかもしれないので、あくまでも報告なのである。
次の会社では前の会社の退職手続きに時間がかかるとでも言っておけばいいだろう。
できれば1ヶ月くらい時間を空けてリフレッシュしよう。
この時しかできないことを考えて思いっきり気分転換しよう。
旅行の好きな人は世界一周しよう。
仕事が忙しすぎて実家に帰れなかった人は、実家でゆっくりして親孝行しよう。
決して転職先に「リフレッシュしたいから時間下さい」と言わないようにね。
次の職場に持っていくもの
今の会社を辞める時、資料は持ち出さないように指示を受けるでしょう。
厳しいところなら、辞めると言ってから退職の日までのメールをすべてチェックするところもあるようです。
恐いねー。
そんなこともあり、僕はすべてのものを正直に置いてきてしまったが後悔しています。
最初に行っておくと、情報流出は本当にダメなので、いわゆる会社の経営戦略や数字関係の内部マル秘資料は絶対に持っていかないように。
持って行った方が良かったと思うのは、
・名刺
・企画書
この2点です。
まず、名刺は本当に財産です。
特に営業マンの方なら人のネットワークが自分の一番の財産でしょう。
名刺は持って行っても前の会社に直接は被害がないので、こそっと退職日までに家に持ち帰りましょう。
もし、名刺のことを聞かれたら「シュレッターにかけました」とでも言っておこう。
次に企画書。
これは営業マンの提案書でも、マーケッターの分析資料でも、自分の提案の流れというものが出来上がっているだろう。
それを次の会社でも生かしたいものです。
これも内容をそのまま流用するのは絶対ダメね。
あくまでも、これまでの自分の提案スタイルを思い出すためのものとして活用しよう。
そんな感じで、「前職に迷惑がかからなく、自分のこれまでの財産を失わない」という観点で持っていくものを考えてみましょう。