大阪は森小路という聞きなれない場所にお洒落なカフェ「Bird COFFEE」があります。
カフェの隣にある家具屋「TRUCK」が、
お店に来てくれたお客さまにゆっくりと寛いでもらえる場所”。
そこに、おいしいドーナツとコーヒーがあれば……
という構想のもと誕生しました。
木の温もりと緑を取り入れたその空間は、癒しの空気で満たされています。
ランチはもちろん、ゆっくり読書、友達とおしゃべりなど、誰もがほっとできる場所となっています。
大阪市内の中心からは離れているものの、連日開店と同時に満席になる超人気店となっています。
撮影禁止のほっとできる空間
そんなお洒落な空間を撮りたくなるところですが、撮影は基本的に料理意外禁止です。
外は近隣住民への配慮と安全面から、中は家具を接写されると競合への情報流出からその方針を決めているとのこと。
店内はまさにコンセプト通りの「ほっとできる空間」です。もちろんtrunkの特注家具一色。
その家具の雰囲気だけでもほっとできる空気感を醸し出しています。
大きなガラス窓から入る光とお店の周りの緑がキラキラして、家具と合わせてなんとも言えない癒しの空間を演出しています。
写真禁止は、このほっとした空間をシャッター音で邪魔して欲しくないという、裏の意味合いもあるんじゃないかと思ったりもしました。
野菜とパンが印象的なランチメニュー
ランチメニューは彩り野菜をふんだんに使用した看板メニュー「Birdライス」を筆頭に、サンドウィッチ、カレー、パスタメニューなどがあります。
値段は1,200円〜1,800円程度とこの場所にしては高いですが、どれも野菜を中心に良い素材をふんだんに使っている印象があります。
オーダーしたのは「Birdライス」と「アボカドとベーコンのターキッシュサンド」
「Birdライス」で印象的だったのが野菜。
焼いて香ばしく仕上げていながら、素材本来の味がしっかり味わえます。
上に乗ってるカボチャなんてとても甘い。
ターキッシュサンドはとにかくデカイ。
そもそもかぶりつこうにも大きすぎるので、女性はお願いして切ってもらいましょう。
こちらはあのパンの名店「タケウチ」のパンを使ってることもあり、モチモチとした美味しさが印象に残ってますが、そのパンにグリルベーコンとアボカドが最高の相性です。
これだけでお腹いっぱいになるでしょう。
食後のコーヒーとドーナツは必食
ランチはどれもボリュームがあるのですが、食後のコーヒーとドーナツは是非味わってもらいたいです。
お店のコンセプトにあるように、コーヒーとドーナツでほっとすることがここの醍醐味ですから。
ドーナツは揚げたてがPM3:30とPM5:00なので、タイミングが合えばラッキーですね。
ノーマルも良いけど、カスタード付きもオススメです。
まずコーヒーですが、香りがとても香ばしく濃い味です。
隣のテーブルの青年が「このコーヒーめちゃうまいやん!」とテンション上がってたので、たかがコーヒーでそんな違い無いやろと思っていたのですが、ひと口飲んだ瞬間「めちゃうまいやん!」が出てしまいました。
京都「アラビカ」のコーヒーも相当美味しかったですが、それに迫る勢いです。
そして、こだわりたっぷりの自家製ドーナツは、オーナー夫婦、料理家ケンタロウ、そしてあのタケウチさんの想いが詰まっています。
○厳選された北海道産の小麦
○沖縄・奄美産のさとうきびから作られる砂糖
○沖縄で昔ながらの製法で作られる塩
○広島の緑豊かな環境で、無農薬の手作り餌で大事に育てられた鶏の卵
○これらの素材を無臭ごま油で揚げている。ごま油は酸化に強いので時間が経っても油がまわりにくく、ふわふわ感、しっとり感を保ちやすい。
10年以上前、オーナー夫婦がオーストラリアで見たドーナツとコーヒーの光景がこのこだわりに込めらています。
本当に美味しい。コーヒーにとっても合う。そしてほっとする。
その瞬間、「Bird COFFEE」のコンセプトがすっと体の中に入ってきました。
また、ゆっくりと寛ぎたい時に「Bird COFFEE」へ行こう。
人気店になり過ぎてお店の外は慌ただしくなっているけど、お店の中は彼らの想いがゆっくりと流れていたのでした。
店舗情報
店名:Bird COFFEE
住所:大阪市鶴見区緑4-1-16
アクセス:地下鉄今里筋線「清水」駅より徒歩6分、
平均予算:1500円
評価:
食べログ:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270304/27045366/