日常

ピンチ!お風呂の排水溝が詰まって水が溢れた時の対策と修理費用

2021年6月12日

お風呂の排水溝が詰まりました。

湯舟のお湯を抜くと排水溝から水が溢れて浴室から洗面所に染み出るという、とんでもない事態になってしまいました。

結局、業者に来てもらって無事開通しましたが、原因と対策、気になる値段についても色々と感じたことがあったので、同じような境遇の方のために残しておきます!

排水溝から湧き出る水!水!水!

その日は突然やってきました。

いつものように湯舟に浸かってリラックス。

お風呂から上がり、バスタオルで体を拭いていると、

「ドゥブドゥブドゥブ」

という水が溢れる音とともに排水溝から水が溢れているではありませんか!!

それはまるで台風のニュースでマンホールから水が噴き出している、アレです。

ジワジワと浴室に水が流れ込み、ついには洗面所まで浸水するという事態に。

排水溝は普段から綺麗にしており、しかも新築マンション築3年にしてこの事態になってしまいビックリです。

piko
マジで凹みます!

この築年数でパイプの劣化や損傷は考えにくいため、あるとしたら髪の毛やシャンプーの垢などしかないと思い、アレを探しに。

詰まりの味方パイプユニッシュ出動!

真っ先に思い出したのは「パイプユニッシュ」

深夜のコンビニに走り、ファミリーマートでゲット!

コンビニにこれを置くセンスに感謝です。

早速排水溝へドボドボと流し込み30分待機。

あらためて湯船からお湯を流します。

すると、、、

「ドゥブドゥブドゥブ」

全然変化無しです!

これはショックが強かったです。

てっきり髪の毛やシャンプーの垢が溜ってるのかなと思ってたのに、どうやら違うようです。

もうこうなったら業者を呼ぶしかありません。

業者選定で押さえておきたいポイント

今回はじめて調べてみたけど、まぁたくさん業者があること。

料金表示も様々。

基本料金がめっちゃ安いと思ったら作業費がバカ高い。

作業費が安いと思ったら、出張費が高い。

など、パッと見の値段で決めると痛い目にあいます。

お金でケガしないようにこれだけは押さえたいポイントはこちら。

・訪問見積後、無料で断ることができる

・作業後の追加請求が無い

こういった作業は現場を見てみないと分からないことだらけ。

ネットで見てた料金と見積したら全然違う!なんてことも良くある話です。

そんな時に、料金無料で断ることができるという保険は大事です。

悪徳業者なら、見積無料って書いてても、現場で見積する時点で出張費と事務手数料で5,000円かかります、なんて会社もあります。

また、見積時点では安かったのに、作業したら倍以上の金額になってる、なんてこともあります。

そういう業者に限って見積のサインの箇所に「追加作業費は了承する」みたいなチェック項目があってトラブルになるケースもあります。

なので、見積時はやってみないと分からないけど、考えうる作業工程が網羅されてて、むしろここまでの作業しなかったら安くなりますよ、くらいの方が信用できます。

原因追究ではなく開通が目的

後で金額のことを触れるのであえて業者名は伏せますが、有名どころでいくと下記ですかね。

その中で上で紹介した見積無料、追加請求の無い会社へ依頼。

ある程度電話で問合せて料金比較してもよいですが、ほとんどの業者が「現場見ないと分からない」と言うのであまり参考になりません。

業者が到着して現場チェック。

排水溝を見れば、そもそも髪や垢が原因なのかがすぐわかると。

今回であれば築も浅く、あきらかに排水溝が綺麗なのでそれは考えにくい。

そうなると、まず対処することは大きなポンプで排水溝の詰まりの”何か”を除去すること。

と、ここで業者のお兄ちゃんが一言。

「作業しても原因が分からない可能性が高いです。そもそも原因を調べる作業ではなく詰まりを解消する作業です」

兄ちゃん曰く、本当に原因を調べようとすると、カメラを入れたりしないと分からない。

そもそも人間が入れない排水溝の原因を調べるなんて、とんでもない作業になる。

調べるだけで数万円かかりますよと。

たしかに分かりやすい髪の塊が出てくるとか吸い上げられたら良いけど、そんなもの出てくるか分からない。

原因を調べることを第一に考えても解決しないという言葉は印象に残りました。

で、我が家は結果的に何か塊が出てきたわけではありませんが、圧縮ポンプで排水溝のパイプ内を吸うことで何かが剥がれ、水が開通したのです。

結果的には開通したので良かったですが、事前の宣言のように原因はわかりませんでした。

ただ兄ちゃんが言うには、髪や垢が原因でないなら、物を落としたことが一番可能性が高いですかね、と言ってました。

そんなこんなで取り急ぎは解決したのです。

料金はどこまで交渉できるのか

最後に料金について少しだけ触れておきます。

こういった作業の大体の項目はこちら。

  1. 出張費
  2. 見積費(現場チェック)
  3. 基本作業費
  4. 薬剤作業費(髪とか溶かすやつ)
  5. 衛生費
  6. 諸経費
  7. 圧縮ポンプ費
  8. カメラチェック費

一番ベーシックな髪や垢などの汚れの解決なら①~⑥

出張費や見積費が無料なところは多いけど、相場は大体6,000円~12,000円くらいかと思います。

で、それでも解決しない場合は⑦の圧縮ポンプや高圧洗浄器を使ってパイプ内の詰まりの原因を吐き出す作業をします。

この段階で作業費が10,000~15,000円前後プラスされます。

また、それで原因が分からなければ、人間が見れない入れないパイプの中に入るしかないのでカメラを入れます。

こうなると大作業になるので、数万円かかってしまいます。

今回は単なる汚れの蓄積ではなかったので、圧縮ポンプ費を合わせて提示された見積が28,000円+税。

30,000円オーバーです!

ここで営業の交渉力の見せどころ。

事前に調べた他社料金や相場観を伝えて値切り交渉を開始です。

向こうも作業しないとなれば無駄足なので、値引き交渉には間違いなく応じてくれるでしょう。

で、よくよく詰めていくと出張費や薬剤費、衛生費、諸経費は現場判断に任されていることが業界では多いようです。

ようは、あきらかな実作業、会社に「この作業した」と報告するものは削れないとのこと。

たしかにそれは分かる。

となると、基本作業費と特殊作業(圧縮ポンプ)だけにすれば19,000円まで下がり、それに税金までは裁量でやりますと言ってくれました。

が、ここから営業のさらなる交渉。

普段も良く使う指値交渉です。

19,000円+税でも高いと反応する自分。

業者も色々とチェックしたし、ここでやりませんはキツイ。

もうダラダラいきたいくないし、金額を確定したいという気持ちなったタイミングで指しにいきます。

piko
税込15,000円ならお願いします。それ以外だったら厳しいです。

流石に厳しい表情をする兄ちゃん。

でも、基本作業費と圧縮ポンプの項目だけ生かせば会社的には通る伝票なのも事実。

ということで、これにて交渉成立。

30,000円超えが半分以下の15,000円となりました。

これがどこまで安いか、むしろ高いか分かりませんが、圧縮ポンプだけで14,000円の値段表があったのでそれなりには安くなったと思いたいです。

値交渉していて思ったのは、現場に見積の裁量がある項目とそうじゃない項目の見極めをベースに、最後指値でさらにもう一段階のネゴです。

とても感じの良い兄ちゃんで丁寧に説明してくれたので多少心苦しかったですが、こういう作業系の見積って基本ネゴられる前提で高いことが多いですからね。

上手くカモにされないように気をつけないとです。

ということで、なんとも取り留めの無い記事になってしまいましたが、お風呂の排水溝トラブルの一部始終でした。

-日常