5日目。
今日は遥々隣国エストニアまでフェリーで渡ります。
エストニアって言うと大体の人が「それどこ?」「国?」って聞かれますが、ヘルシンキから意外と近くフェリーで2時間程度。
旧市街地には中世の街並みが残る素敵な国です。
早朝マーケットへぶらり
ちょっとその前に早朝マーケットへ立ち寄りました。
ヘルシンキにマーケットはたくさんありますが、行ったのは「カウッパトリ」というマーケット。
ヘルシンキ大聖堂から南にすぐの海沿いにあります。
海沿いで気持ちいい。
でも、朝早すぎてお店もあまり開いてなく、人もまばらでした。
ベリーがどっさり美味しいそう。
フィンランドではどこにでもベリーが出てきてたような。
思ったより小さなマーケットだったので特に惹かれることもなく早々に退散。
ちなみにヘルシンキでは「ハカニエミ マーケット広場」がいい感じです。
屋内マーケットで天候にも左右されず常に賑わっています。
特にマリメッコなどの雑貨が店舗と比べるとかなりの得値で売られていることがあるので要チェックです。
詳しくはフォートラベルの口コミを参考にしてみてください。
ヘルシンキから豪華客船でエストニアへ
さて、いよいよ港へ向かいます。
港へは9番トラムに乗って終点ですので迷いません。
乗ったのは「タリンクシリヤライン」という北欧の大手船舶会社。
事前にネットで予約していたのでチェックインです。
ここでJALマイレージカードをお持ちの皆様に朗報です!!
なんとVIPカードがもらえるのです。
じゃーーん!!
しかもゴールド会員限定とかじゃないですよ。
無料のただのマイレージカードでもOKです。
特典は船内のショッピングが8%オフです。
ただでさえ船内は安く買い物できるのでさらにお得です。
自動チェックイン機もありますが、JAL会員の皆様は忘れずに窓口でJALマイレージカードを提示しましょう。
船は「スーパースター」という名にふさわしく、大きくて豪華!!
たった2時間の航海とは思えません。
船内は9F建てで車ごと乗船できます。
中にあるのは、レストラン、スーパーマーケット、免税店、カフェ、バー、ライブスペースまであり、追加料金を払えば個室もあります。
それは、まるであのタイタニックを思い出す動くホテルです。
レストラン
カフェテリア
ビジネスルーム
客室フロア(泊ってないので廊下だけ、、、)
ライブも行われる3層吹き抜けのフロア
免税店
スーパーマーケット
ショップ
などなどです!
この写真だけ見たら船の中って思えないですよね。
航海時間はほとんど席に座っている時間がなかったくらい、探検してるだけでエストニア着です。
中世の街並みが残るメルヘンな旧市街地
エストニアに着きました。
ここまで来るとなんだかとても遠くに来たような感覚です。
港周りは比較的都会なのですが、歩いて15分くらいの場所に突如旧市街地ゾーンが現れます。
中に入ると、、、そこは別世界!!
まるで絵本の世界のような可愛い世界観。
車や看板がいちいちオシャレです。
去年行ったドイツのローテンブルクと似たような街並みでした。
入ってすぐの展望台から見たらさらに絶景が広がっています。
逆光で良い写真が撮れずに残念ですが、赤い屋根の街並みが広がっていてとてもキレイで気持ち良いです。
新市街とのコントラストも面白く、ここだけが別世界。
その後も街をフラフラ歩いてるだけでも楽しいです。
ちょっとした路地裏を見つけてはその先に可愛い雑貨屋さんがあったりケーキ屋さんがあったり。
なんだかんだで2時間以上歩き回ってました。
そうしてお腹も減ったので本日のランチへ。
タリンの名店レストランでランチ
事前に調べていてとっても美味しいと評判のレストラン「Rataskaevu16」へ。
通りの名前がそのまま店名になっています。
事前予約が必須とブログ等に書いてましたが、ノーアポで突っ込みました。
すると案の定満席。
やっぱり無理かと諦めかけた瞬間、「15分くらい待ってくれたら大丈夫よ」という奇跡!!
その直後に続々とお客が入ってきましたが門前払い。
本当にタイミングが良かったみたいです。
あとで聞くと、毎日満席で2週間くらい前には予約するのがベターだそう。
エストニアの港町でこんな人気レストランがあるなんてますます期待が高まります。
店内は観光客もいましたが、地元客で賑わってる感じの方が強かったです。
みんな幸せそうだわ。
オーダーしたのはパンプキンスープ、ポークグリル、サーモングリル。
パンがついてきます。
こちらです。
細かい説明は省きますが、この旅で一番美味しかったのがこのレストランです。
まず、盛り付けがキレイ。
それだけでもテンションが上がるのですが、仕事がとても丁寧なのが伝わります。
そして、素材の味わいを大切にしているのか、濃すぎずシンプルな味付けでとても美味しい。
そして飽きない。
どれも外れがなく、すべて美味しかったです。
全メニューを試したくなるし、これなら毎日来ても飽きない気がします。
「Rataskaevu16」
エストニアのタリンに行ったら絶対行くべきです。
予約は忘れずにね。
Rataskaevu 16
rataskaevu16.ee
食べ過ぎ注意!タリンといえばショコラ
ご飯の後は再び街歩き。
雑貨屋やお菓子屋さんをチラ見しつつ、早々とお茶休憩へ。
向かったのは「Pierre Chocolaterie」
タリンといえばチョコが有名です。
外観からしてオシャレで女子心をくすぐりますよね。
晴れていたらテラス席も良いかも。
懐かしい老舗カフェの雰囲気もある店内はみんなマッタリ。
薄暗いので疲れて眠くなっちゃいました。
ケーキとカプチーノを頼みましたが、すごいボリュームです。
大きさというよりチョコの割合が多いので、最初美味しいのですが、よっぽどチョコ好きじゃないと食べきれないくらいのチョコ密度です、、、。
観光地としては良いけど、また来たいかと言われたら微妙かも。
最後はスーパーでお買物。再びヘルシンキへ
そんなこんなでお腹いっぱい。
最後はフェリーまでの時間、新市街地のスーパーでバラ撒きお土産探しへ。
旧市街地の東ゲートから出てすぐの「viru」へ。
ここ、お土産探しにオススメですよ。
エストニアはただでさえ物価が安いのですが、新市街地はさらに安いです。
安くてお土産に重宝したのはエストニアビール「saku」、そしてムーミンビスケットです。
写真が無くて申し訳ありませんが、ビールが1.5ユーロ、ビスケットが2ユーロ程度です。
ボリュームがあって一見高そうに見えるので是非。
そして早くも帰りのフェリー時間。
ヘルシンキへの帰路についたのでした。
エストニアのタリンは、
街並みが綺麗で
物価が安くて
ご飯が美味しい!!
つまり最高なのです。
ヘルシンキは日本人に有名だけど、ちょっと足を延ばして是非タリンまで行ってみてください。