2018年GW。
マイルを使ってスペイン旅行に行ってきました!
しかも人生初のビジネスクラスを体験。
どう考えても場違いな場所でしたが、必死に平然を装いながら初ビジネスを満喫しました。
使用したマイルは2人で155,000マイル。
ビバ!陸マイル!!
スペインに行った目的はサッカー好きにはたまらないチャンピオンズリーグ観戦と、バルセロナのサグラダファミリアなどのガウディ建築です。
<旅程>
4/30(月)関空ーフランクフルトーマドリッド(ルフトハンザ・ビジネスクラス)
5/1(火)@マドリッド:サンミゲル市場、チャンピオンズリーグ準決勝観戦など
5/2(水)@マドリッド→バルセロナ:サン・ジョゼップ市場、サグラダファミリアなど
5/3(木)@バルセロナ:グエル公園、カサ・ミラ、カンプノウなど
5/4(金)バルセロナーフランクフルトー関空(ルフトハンザ・エコノミー)
ANAラウンジの朝カレーは何故こんなに美味しいのか
さて、エコノミーの長蛇の列を横目にビジネスクラスカウンターでチェックインです。
エコノミーのお客さんがこっちを見て「あいつら若いのにビジネスだよ」と言っています(言ってない)
そんな優越感に浸りながら、プライオリティのタグをつけてもらい搭乗手続きは一瞬で終了。
ファストレーンとラウンジ「飛鳥」のチケットをもらいました。
「飛鳥」はショボイという前情報があったのでカウンターのお姉さんにANAラウンジが使えるか聞いてみました。
すると、ゴールド会員のみ使用できるのでビジネスクラスでは飛鳥のみだと言われました。
いや、そんなことは無いはずだと思いANAラウンジへ言ってみるとあっさりOK。
ビジネスクラスであれば同じスターアラインスのラウンジはほとんど使えるので要注意です。
関空では他にも「タイ国際航空」のラウンジも使えましたが、ANA国際線ラウンジが初めてだったのでここでゆっくりしました。
ビジネスクラスの機内食が楽しみだったので、ここでは軽くサラダと名物ANAカレーです。
ずっと食べたかったANAカレー。
旅の前の朝ビールも最高ですが、朝カレーも最高でした。
出発前のドキドキワクワクと共に食べるANAカレーは何故こんなにも美味しいのでしょうか。
人生初のビジネスクラス搭乗
そうこうしている内に搭乗のお時間。
ビジネスクラスで優先搭乗だったのにラウンジでゆっくりし過ぎて、すでにエコノミーの長い行列ができていました。
ここでもエコノミーからの熱い視線を感じながら(見ていない)優越感MAXで搭乗。
そして、何十回と見てきた運命の分かれ道に到着したのです。
この瞬間を待っていました。
今まで何度となく冗談でビジネス方向に進み嫁に止められていたのですが、本当にその先に進めてしまうのです。
人生の勝ち組にでもなった気分でついに機内へ。
機体はボーイング747-400
今や珍しくなったジャンボ機で、ビジネスクラスは1階と2階のアッパーデッキにあります。
今回の座席は2階で並び席を確保。
階段を上がる瞬間の緊張感はたまりません。
広い。広すぎる。
そして、周りの乗客が明らかにエコノミーと違いすぎる。
8割近くがドイツ人の年配カップル。
日本人は数名いましたが、50代くらいのスーツを着ていない実業家っぽい雰囲気(イメージ)
ぶっちぎりの庶民である自分たちが浮いていたのは言うまでもありません。
モニターはそこそこのサイズですが、やはり最新のANAやJALと比べると見劣りしますね(十分ですが、、、)
モニタ下にポーチ、スリッパ、ミネラルウォーターが収納されています。
今月のポーチは「サムソナイト」でした。
中身です。
歯ブラシ、ハンドクリーム、リップクリーム、靴下、アイマスク、耳栓。
まずは、ウェルカムドリンクのスパークリングワインとオレンジジュースで乾杯です。
これ、エコノミーでも飲めたのでシャンパンにすれば良かったと後で後悔、、、。
空の上のレストランでフルコース
機内食のメニュー。
どちらかというと昼食がメインです。
和食は確かスイスホテル南海が監修していたので気になりましたが、まずは「その国のメイン料理にハズレはない」と言う誰かが言っていた言葉信じて洋食をチョイス(嫁は和食)
オードブルは3種類から選びますが、サーモンと蟹という大好物があったので迷わず選択。
パンと一緒にやってきました。
当たり前ですが、エコノミーで見てきた景色とは違いすぎる美しさ。
レストランでフルコースを食べている気分です。
嫁の和食はこんな感じ。
さすがホテル監修。素晴らしい。
味の方はというと、機内なので若干濃い味付けの感じはありましたが、レストランで食べるそれのようにとっても美味しく頂きました。
サラダを挟んで、いよいよメインディッシュです。
仔牛肉とマッシュルームです。
ん?イメージしてた上品なものとは違って豪快な一皿がきました。
味の方も、まぁそれなりに美味しいもののちょっと飽きる味。
ANAの機内食とかで見ていたステーキ的なものをイメージしていたのでちょっと残念でした。
嫁の牛肉のすき煮の方はまずまずといったところでした。
そして、最後にデザートです。
こちらも選択制ですが、チョコレートムースと嫁のフルーツ盛りです。
このチョコレートムースが甘過ぎずクリーミーで絶妙。
足を伸ばしてコーヒーを飲みながら優雅なティータイムとなりました。
食事が終われば、ゆったり歯磨きでもしようとトイレへ。
ここでもエコノミーとの違いを見せつけられます。
色々なアメニティが置かれているのですが、ウェットティッシュとマウスウォッシュが機内でさっぱりしたい時に重宝します。
あとは、地味にシェービングセットがその後のホテルに備え付けがなかったので活躍しました。
「BOSE」ヘッドフォンが大活躍の映画と就寝タイム
さっぱりした後は映画鑑賞です。
ヘッドフォンは「BOSE」
これ、最高です。
何が良いって音質はもちろんのこと、ノイズキャンセルがすごい。
飛行機の「ゴーッ」っていう音がほとんど遮断されて映画に集中できます。
このタイミングで「君の膵臓を食べたい」で感情移入して大号泣。
単なる病気のお涙頂戴ストーリーではなく、人物背景設定や主演の演技力も重なって、自分的にはここ数年でかなり上位に入る名作となりました。
映画鑑賞中も「ドリンクや軽食はいかが?」とCAさんが気を使ってくれます。
VIP待遇過ぎてお腹いっぱいですよ。
映画を見た後はしばし休憩タイムで就寝。
ここでフルフラットの威力全開です。
足を伸ばせるってこんなにも快適なのですね。
そしてここでもBOSEヘッドフォンが大活躍で外部の音を遮断。
とっても快適な就寝タイムとなりました。
4時間近く爆睡。
起きたら早くも到着前の夕食時間。
夕食では和食を選択しました。
これはどれも大正解。
とても美味しかったです。
特に「鯛のみぞれ煮」が最高でした。
そしてやはり日本人なのか、お味噌汁と漬物がやけに美味しく感じるのは気のせいでしょうか。
食事が終われば下降体制。
約11時間のフライトを終えてフランクフルト空港着です。
出るときもビジネスクラスから。
フランクフルト空港。
ルフトハンザのハブ空港だけあって、当たり前ですがルフトハンザだらけ。
人生初のビジネスクラスはとっても快適でした。
これに慣れるとエコノミーに戻れないとよく聞きますが、その意味が分かりました。
チェックインから飛行機を降りるまで常に優先されてVIP待遇を受ける。
極力ストレスを減らし疲れを軽減してくれるビジネスクラス。
もっと他のエアラインのビジネスも乗ってみたいと欲が出てしまいました。
この後は、ルフトハンザラウンジで休憩してマドリッドへ向かいます。