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「三井住友Aviosルート」で変わる陸マイラーの最新ANA/JALルートの概要・メリットまとめ

2019年3月17日

陸マイラーがANAとJALの特典航空券へ交換すべくマイルを貯める手段。

ANAマイルは通称「TOKYUルート」

81%のソラチカルートが閉鎖された後は、75%のTOKYUルートが定番ルートになってます。

一方、JALマイルはモッピーのJALマイルキャンペーンやドットマネールート、JALの特典航空券に交換できるAviosの購入など、JALに搭乗するための様々なルートがありました。

モッピーはたしかに80%の高還元率でしたが、ポイントサイトをモッピーに限定することにハードルがありました。

常にモッピーの案件が高いわけではありません。

また、ドットマネールートは還元率が50%という低いレートになっています。

そんなJALルートへの救世主として現れたのが今話題の「三井住友Aviosルート」

この登場によって「TOKYUルート」と並ぶJALルートの定番が開通したのです。

そんな状況を踏まえて、最新のANA・JALルートの詳細をまとめ直してみました。

三井住友Aviosルートとは?

https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo4010219.jsp

2019年初頭、三井住友カードのポイント交換として「BRITISH AIRWAYS」のマイレージプログラム「Avios」への交換が可能となりました。

ワールドプレゼント1ポイント=エグゼクティブクラブ3Aviosへ交換可能です。

注意事項のところに「ANA VISAカードからはお申込みいただけません」と書いてますが、陸マイラーの必須アイテム「ANA VISAワイドゴールドカード」からは無事交換できてます。

通常のANA VISAカード=NG
ゴールドのANA VISAワイドゴールド=OK

ということで、この表記結構誤解しちゃいますね。

Aviosでは「その他」と表記されます。

この通り無事交換完了してます。

このルート開通によって、各種ポイントサイトからのJALマイルへの交換がこのようになります。

交換率は60%となり、ドットマネールートの50%より条件が良く、さらに交換完了までの日数も最短13日間と短いサイクルが実現しました。

Aviosの驚異的な実力

ブリティッシュエアウェイズ(以下BA)の「Avios」がなぜこんなにも注目されているのか。

何と言ってもJALと同じ航空会社グループ「ワンワールド」に所属していることから、このようにJALの特典航空券と交換することが可能です。

片道6000Aviosから交換可能で、往復12,000マイルで国内を往復できます。

必要マイル数の計算が独特で、JALがエリアによってマイル数を変えているのに対して、BAは距離によってマイル数を変えているのです。

BAの最低マイル(距離)は650マイル。

その範囲はこちら。

最低マイル数の6000Aviosの範囲でほぼ日本中カバーしているのです。

そのことによって、JALマイルよりもお得にJALの特典航空券に交換が可能なエリアも出てきます。

必要マイル数(片道) JAL Avios 差額
東京-大阪 6000 6000 0
東京-札幌 7500 6000 1500

札幌まで行くとお得ですね。

そして、ご覧の通り韓国までもカバーしているのです。

このようにたった6000Aviosで韓国の釜山まで行けてしまいます。

これは凄いよね。

他にも実は関西からロシアのウラジオストクまで6000Aviosで行けてしまうなど、その実力はまさに驚異的です。

詳しくはこちらの記事にまとめてますので、ご覧ください。

ANA:TOKYUルートとの比較

三井住友Aviosルートの開通によって、特にモッピーをあまり活用してなかった人にとっては待望のルートが開通しました。

個人的には交換までの日数がとても短いのが嬉しいです。

急に必要になった時にすぐに交換できるのが助かります。

とはいえ、ANAのTOKYUルート75%は高還元率なので、ベースはこっちになっちゃうんだけどね。

ということで、三井住友Aviosルート開通を受けて、最新のANA・JALルートをまとめてみました。

ANAルート

陸マイラーの王道ルート「TOKYUルート」は3回の交換を経てANAマイルになります。

交換の還元率は75%と高く、交換日数は最短で25日程度です。

JALルート

一方JAL(Avios)ルートは60%の還元率でANAより劣りますが、交換日数が最短13日という驚異的に短い交換サイクルが魅力です。

急に「今月末に旅行に行こう!」なんて時に間に合うので便利です。

ANA・JALルート比較

還元率 最低交換日数 国内往復マイル数 海外往復マイル数
ANA(TOKYUルート) 75% 25日間 L:10,000~
R:12,000~
L:12,000~
R:15,000~
JAL(三井住友Aviosルート) 60% 13日間 12,000~ 12,000~

最新のANA・JALルートの概要を比較するとこのようになります。

たしかにANAルートは還元率が圧倒的に高いですが、JALルートのAvios利用に限ってみると必要マイル数がシーズンに影響されずお得です。

それを考えると、本当にTOKYUルートが一番お得なのかは人によって違ってくるのではないでしょうか。

特にAviosは短距離であればその実力が最大限発揮されます。

交換日数の短さも考えると、その時々によってTOKYUルートが良いのかAviosが良いのか冷静に見極める必要がありそうですね。

マイルに関してはこちらもご覧ください

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