日本人には、なかなか馴染みのない国って意外とたくさんありますよね。
中でも、ヨーロッパは国の数も多く東西南北で全く違った文化や街並みが広がっています。
今回は、東ヨーロッパにあるモンテネグロへ行ったときの体験をもとに、おすすめの観光スポットを紹介していきます!
モンテネグロってどんな国?
そもそも、みなさんはモンテネグロという国をご存知でしょうか?モンテネグロは、東ヨーロッパのバルカン半島に位置する、人口約62万人ほどの小さな国なんです。
元々は、「セルビア・モンテネグロ」という国だったのですが、セルビアとモンテネグロはそれぞれ独立し2つの国に分かれた経緯があります。
そんなモンテネグロの美しいアドリア海岸のビーチでは、日中から観光客で賑わいバカンスを楽しむ方もいれば、岩肌が剥き出している険しい山々の景色も楽む方もいます。
国土はそれほど大きくはないのですが、世界各地から観光客が訪れる人気な国なんです!

ただ、モンテネグロにも有名な観光地とそうでない地域に分かれています。首都であるポトゴリツァは、海に面してなく山々に囲まれている地域で、観光客の姿はあまり見られません。
観光客のほとんどは、ブドヴァ・コトルなどの海沿いの地域になるので、今回はそれらの地域に絞って紹介していきます!
コトル/城壁
首都ポドゴリツァから険しい山道を車で約1時間半。モンテネグロに来てまず外せない観光スポットが世界遺産にも登録されているコトルです。
コトルは、世界一美しい湾とも評されておりコバルトブルーのコトル湾とそれに面した力強い山、そして旧市街のコトルの街並みは、中世のヨーロッパ風景を現代に残した素晴らしい景観でした。
コトルは、中世の建造物が多くまるで迷路のような細い路地があちこちにつながってあります。歴史を感じる建造物の中には、レストランやお土産屋さんが立ち並んでおり、歩いているだけでも楽しかったです。
コトルの旧市街を歩いていくと坂道につながった路地があり、その路地を4.5km歩き進めるとコトル湾と旧市街を一望できる城壁にたどり着きます。
決して都会ではなく、人が少ないので城壁からコトル旧市街を一望している間は、時間の流れが遅く感じ、何も考えられなくなるほど絶景でした。
城壁に訪れる際は、夕暮れの16時ごろを目処に行くと、夕日が旧市街をオレンジ色に染め昼間とは全く別の景色が広がっているのでおすすめです!

コトル/聖トリプン大聖堂
同じく、コトルの旧市街に位置し、旧市街に入って小さな広場に出るとそこには保存状態の良い聖トリプン大聖堂があります。
特別豪華な造りというわけではありませんが、1160年の建造当時中世の雰囲気をそのまま残しつつ、静寂な雰囲気がありました。2階部分には宝物館のようになっており、テラスから広場を見下ろすことができます。
聖トリプン大聖堂の後ろには、モンテネグロの象徴である岩山があるため2つのコントラストには目を張るものがありました。
聖堂の中に入ると、外観とは全く印象が変わり、淡いベージュ色の柱に囲まれた雰囲気はとても落ち着く造りです。
コトルを代表するカトリック教会だけあって、観光客で賑わっていましたが、大聖堂の中では落ち着いた雰囲気で楽しむことができました!
教会に興味のある方は必ず訪れてみてほしいです!
スベティ・ステファン
スベティ・ステファンはかつて漁村として栄えてた島で、本島と細長い一歩道のみで繋がっています。ここにあるのが、セレブ御用達の高級ホテル「スベニティ・ステファン」。
元々は、島民がいたのですが20世紀半ばに島民はいなくなり、その後モンテネグロを代表するホテルへと生まれ変わりました。6月〜9月にはセレブたちがバカンスを求めて宿泊しに来ます。

こちらのホテルは、2つの塔に分かれており、通年営業しているヴィラミロンサーと期間限定でオープンしているスベニティ・ステファンに分かれてます。
セレブが多く利用するのがスベニティ・ステファンで、そこには石畳の道や高級感あふれる中庭、海への眺めも穏やかで独特な雰囲気があります。
私は実際に宿泊してはいないのですが、人生で一度は泊まってみたいホテルの1つです!
ビーチリゾート/ブドヴァ
2500年もの歴史を誇るブドヴァも、モンテネグロへ訪れたら必ず訪れるべき観光スポットです。
ブドヴァには、ヴェネツィア洋式の建造物が多く立ち並んでおり、コトルとは少し違った雰囲気の地域でした。ブドヴァには3つの象徴的な教会があるのですが、どれも建造年が異なっているため、それぞれ違った雰囲気の教会となっています。
ブドヴァの一番のおすすめポイントは、旧市街と隣り合わせの美しいビーチです。ブドヴァのビーチ沿いには、レストラン、バー、ショッピングなど観光客が楽しめる様々な出店が立ち並んでいます。

ビーチ沿いを散歩するもよし、パラソルの下でドリンクを飲みながら黄昏るもよし、旧市街とコバルトブルーが見事にマッチしたおすすめのビーチでした!
タラ渓谷
モンテネグロには、グランドキャニオンについで世界で2番目に深いタラ渓谷があります。全長約80km深さ1300mにもなりヨーロッパでは最も深い渓谷で圧巻な景観です。
ヨーロッパの秘境と呼ばれるのにふさわしい渓谷には、自然の風景が残りながらも、渓谷でジップラインや川でのラフティングなどのアクティビティも楽しめることができる人気の観光スポットとなっています。
また、タラ渓谷かかっている橋は1つだけで、この橋は1940年に完成して以来、渓谷ををつなぐ需要な役割を果たしており、橋の全長は350mと車・徒歩どちらでも渡ることができ橋の上からの絶景を楽しむことができます。
モンテネグロでは珍しい、緑が多い山々が広がっておりこの中には、シャモアやイヌワシといった貴重な動物たちが生息しているため、運が良ければ見ることができるのだとか。
コトルやブドヴァの旧市街・ビーチとは違い、大自然を満喫するのであればタラ渓谷へ行くことをおすすめします。
タラ渓谷はモンテネグロの北に位置していますが、コトルから日帰りツアーが出ているので、個人でバスや交通手段を取るのが苦手な方は、このツアーを利用するとスムーズにいきますよ!

モンテネグロおすすめ観光地まとめ
今回は、東ヨーロッパに位置するモンテネグロのおすすめ観光スポットについて紹介しました!
あまり馴染みのない国で認知度も少ないですが、行ってみてとても満足できた国でした!治安もよく、現地の方も優しい人柄で、海外旅行に不安を抱いている方にはおすすめしたい国です。
また、物価も日本に比べて3分の2ほど安いので旅費もそれほどかかりません。節約したいけどヨーロッパに行きたい方にはマッチします。
モンテネグロの魅了は、なんといっても自然と旧市街の融合。現代的な新しい建造物はあるのですが、中世から建造物を大切に保っている国で、まるで映画の世界が広がっているようでした。
この街並みは、日本のどこに行っても同じようなところはなくモンテネグロという国だからこそ体験できました。また、モンテネグロを訪れたいと思っています!
この旅行記を読んで興味が湧いた方は、ぜひ調べてみてくださいね!
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